松尾貴史さんさんから応援メッセージ「因習としての夫婦同姓の強制を取り除いていくべき」

松尾貴史氏

放送タレントの松尾貴史さんから陳情アクションの「選択的夫婦別姓をみんなの力で実現しよう! #自分の名前で生きる自由」クラウドファンディングに応援メッセージをいただきました!

「同姓でなければ家族の絆が壊れる」などという出鱈目な脅し文句で、多様な形を認めたくない政治家はわんさかいます。
女はこうあるべき、男はこうあるべき、家庭はこうあるべきという窮屈な生き方の押しつけは、自称先進国の日本ではまだまだしつこく残っています。こども庁を作るはずが、いつのまにかどこからの横槍なのか「こども家庭庁」などという、意識の逆戻りをさせている行政も変わらねばなりません。
まず、その象徴的な因習としての夫婦同姓の強制を取り除いていくべきです。そもそも、源頼朝の配偶者は北条政子です。たかだか明治頃に作られたいんちきな「伝統」に、家族を守る魔法の力はありません。それぞれの生き方や、パートナーとの関係はひとりびとりが自分たちで決められる世の中にしなくては、少子化対策など絵に描いた餅でしかありません。
「別姓にしろ」と言っているのではなく、事情で別姓を選択する人のことも認めましょうと言っていることに、反対する意味があるのでしょうか。

松尾さんは毎日新聞の連載で、私たちが発足する予定の一般社団法人「あすには」についても言及してくださっています。ありがとうございます!

松尾貴史のちょっと違和感:プライドパレード 自分と違う生き方認めよう | 毎日新聞
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