勉強会・イベント

講演中の井田事務局長

選択的夫婦別姓の法制化が進まないもっとも大きな原因は「知識不足」です。そこで私たちは勉強会やイベントを各地で開催しております。会派を問わず講演やイベント登壇も承っています。お気軽にお声がけください。

2021年の勉強会実施状況【2022年1月16日更新】

主要8党で「旧姓の通称使用問題」勉強会を実施
選択的夫婦別姓・全国陳情アクションでは、2022年3月までに主な公党8つに対し、選択的夫婦別姓および「旧姓の通称使用」問題をテーマに、実際の旧姓使用者の困りごとを直接ヒアリングしていただく勉強会を実施しました。※勉強会の実施日付順に掲載公明

 

超党派勉強会・院内集会

陳情アクションのメンバーとしても活動されているサイボウズ社・青野社長主催の国会議員向け超党派勉強会(2019年5月29日@衆議院議員会館)に参加させていただき、事務局長・井田も、法改正後の子どもの姓の決め方などについてお話させていただきました。与野党問わず30名以上の国会議員の皆様にご参加いただきました。

各会派の党首・議員が一堂に会したNPO法人「mネット・民法改正情報ネットワーク」と日弁連主催の院内集会(2019年6月6日@参議院議員会館)でも、活動の紹介をさせていただきました。

当日の登壇の様子は共同通信で配信されました。

https://www.47news.jp/3642759.html

地方議会でも、メンバーの働きかけにより、有志の議員さんが超党派で集まり、勉強会を開いてくださるケースが増えています。

茨城県・龍ケ崎市議の皆様との超党派勉強会(2019年8月16日)

沖縄県・うるま市のメンバーが全会派を回って勉強会。上の写真は自民党系会派と公明党の議員さんとの合同勉強会。事務局長・井田は東京からオンラインで参加

浦安市での超党派勉強会について、自民党・西川議員がツイートししてくださいました。

自民党

多くの議会で最大会派である自民党の議員さんのご理解は欠かせません。会派の全議員さんが集まり、説明会・勉強会を開いてくださるケースが増えております。

東京・杉並区の15名の自民党区議団の皆様との勉強会(2019年6月27日)。多くのご質問をいただきました

全会派一致での意見書採択は近年とても増えています。私たちにとってその1号目が文京区議会でした。請願の文面を一緒に考え、意見書を全会一致で採択してくださった文京区の自民党区議団の皆様とのやり取りは、毎日新聞でも紹介されました。こちらの記事でも詳しくご紹介しております。

“請願権”行使してみた 不思議な爽快感 夫婦別姓意見書提出「全会一致」採択  | 毎日新聞
 「ご異議なしと認めます」。東京都文京区議会本会議で1日、選択的夫婦別姓制度について国会審議を求める意見書の提出を要望する請願が全会一致で採択された瞬間、なんだろう、不思議な爽快感があった。請願者はソフトウエア開発会社「サイボウズ」社長の青野慶久さんと、私。この意見書1通で国が動くなんて思ってはいな

公明党

2018年12月、私たちにとって最初の意見書採択から私たちをサポートしてくださっているのが党として選択的夫婦別姓を推進する公明党の議員さんたちです。公明党・甲田ゆり子中野区議の区政報告会にお声がけいただき、選択的夫婦別姓についてお話しました。

 

府中市では公明党市議団の皆さんが、夜間にもかかわらず全員で、仕事終わりに伺った私たち相談に応じてくださいました。数日後には議員提出議案により意見書が採択。またご相談当日の様子は、会派の新聞でもお取り上げいただきました。

意見書採択が続く茨城県。複数市の公明党議員さんたちと、時にはファミレスミーティングで勉強会をさせていただいております。

 

立憲民主党

2019年の参院選で、選択的夫婦別姓を争点の一つに取り上げてくださった立憲民主党も、私たちの活動をサポートしてくださっています。石川大我参議院議員は、動画チャンネルの撮影に呼んでくださり、事務局長・井田が選択的夫婦別姓について解説させていただきました。

また中野区の意見書採択にご協力くださった中村のぶこ中野区議、川野たかあき杉並区議とともに、2019年9月1日(日)に一般向けに勉強会を企画しました。初歩の初歩から選択的夫婦別姓について解説させていただきました。

議員さん向けにも勉強会を開催。地域をまたいで約20名の皆様にご参加いただきました(2019年8月27日@衆議院議員会館)。

共産党

長年選択的夫婦別姓を推進しておられる共産党の埼玉県市議さんにもお声がけいただき、勉強会を開催しました。2時間の中でご質問もたくさんいただきました。

2019年11月16日、宮下奈美・蕨市議のお力添えで日本共産党埼玉県委員会での勉強会を開催。伊藤岳参議院議員はじめ県下の議員さんに法改正の必要性に共感していただきました。

当日の様子を、梅村さえこ前衆議院議員のブログでご紹介いただいております。

ページが見つかりませんでした |梅村さえこ

大阪維新の会

吉村大阪府知事のこのツイートをきっかけに勉強会を開いていただけることとなりました。

当日は大阪府議の皆様をはじめ多くの方がご参加くださり、メンバー4人の声に耳を傾けてくださいました。日本維新の会から、足立衆議院議員も足を運んでくださり、大阪府議会での意見書採択に向けて前向きに検討いただけることとなりました。

その結果、大阪府議会で選択的夫婦別姓の法制化に関する意見書案を、議員提出議案により府議会に提出してくださいました。

また9月24日には、改めて大阪市議会に意見書を市議会に提出していただく前提で、大阪維新の会議員の皆様向けに勉強会を開催させていただきました。議案のベースとなる正しい知識を共通認識として持っていただけるよう、具体的なご質問にお答えしていきました。

大阪維新の会をはじめ多くの議員さんのお力添えにより、大阪府大阪市堺市でも選択的夫婦別姓の意見書が採択されました。

日本維新の会

2019年10月31日には、日本維新の会でも勉強会を開いていただきました。保守派の議員さんたちの懸念もお伺いすることができ、私たちにとっても学びの多い会でした。

このように会派を問わず勉強会を開いていただいております。

選択的夫婦別姓については、どこが議論のポイントか、見えづらい部分もあると思います。ぜひお気軽にお声がけください。

一般向けイベント

2019年8月30日に開催された2019年度「男女共同参画推進フォーラムの中でワークショップを開催された「女性差別撤廃条約実現アクション」様にお招きいただき、「地方議会から国会を動かす方法」について登壇をさせていただきました。同アクションは「女性差別撤廃条約の個人通報制度を認める選択議定書」の批准を目指して各地方議会から意見書採択活動をスタートされるとのこと。私たちの意見書採択活動が、少しでも参考になれば幸いです。

2019年12月8日、私たちにとって2度めとなる主催イベント「いろとりどりの『家族のかたち』〜パートナーシップと多様な”幸せ”について考えよう〜」を開催。約100名の皆様にお集まりいただきました。同じ国に生まれ、憲法上同じ権利を持っているはずなのに、自分の氏名で生きること、法的に家族を持つことといった基本的人権が阻害されている日本。だれもがありのままの自分で生きられる、多様性のある社会に向けて、当事者たちが提言しました。

以下は当日の様子をレポートしていただいた記事です。

いろとりどりの「家族のかたち」~パートナーシップと多様な"幸せ"について考えよう~に、登壇しました! | 結婚の自由をすべての人に - Marriage for All Japan -
12月8日、慶応大学日吉キャンパスにおいて、3時間半にわたり行われた、いろとりどりの「家族のかたち」~パートナーシップと多様な"幸せ"について考えよう~に、MarriageForAllJapan(マリフォー)の代表理事で弁護士の寺原真希子が登壇しました!当日の様子をボランティアの須田きくみがご報告します。このイベントは...

 

https://noisie-s.net/life-course/216/

 

2019年7月13日には、広島の選択的夫婦別姓訴訟を支える会にお招きいただき、事務局長・井田が「地方議会から国会を動かす方法」について講演させていただきました。

当日の様子は、朝日新聞の動画コンテンツとして紹介されました。

https://digital.asahi.com/articles/ASM7L5FDMM7LUEHF00B.html

またメンバーも取材に応えています。

https://digital.asahi.com/articles/ASM7D4W0XM7DUTFK00V.html?iref=pc_extlink

 

2019年5月27日には、愛媛県・今治市での陳情提出に先立ち、議員さんだけでなく一般市民を招いた選択的夫婦別姓勉強会を開催しました。陳情は残念ながら不採択となりましたが、当事者の問題を可視化し、多くのメディアでご紹介いただいたおかげで、メンバーが大幅に増えるきっかけとなりました。

選択的夫婦別姓訴訟の原告でもあるサイボウズ社・青野社長が故郷で講演

2019年3月には、陳情アクション初の主催イベントとして、誰もがHappyになれる「家族のかたち」を考えようを開催。選択的夫婦別姓だけでなく、同性婚の導入を求める当事者の方々など、一般の方約100名以上が明治大学にお集まりくださいました。

テーマに分けて小グループで議論したワークショップの様子

選択的夫婦別姓、同性婚を求める当事者たちによる合同イベントは大盛況。企画の様子は東京新聞で、ワークショップの様子は、ハフィントン・ポストで紹介されました。