小島慶子さん応援メッセージ「お互いを大事に思う二人が、安心して一緒に生きていける世の中に」

私は、異性のパートナーと法律婚をしています。名字を変えることにも抵抗はありませんでした。

大切な人と家庭を持とうと思った時に、当時の私にとってはそれが自然な形でした。

私には、姓を変えたくないからと事実婚をしている友人も、同性を好きになる友人もいます。

大切な人と家庭を持ちたいと思う気持ちは自然なものなのに、異性の法律婚カップル以外は正式なカップルとして認められず、制度上で様々な不利益を被ることになります。

なぜ、私には何の問題もなく手に入ったものが、友人たちには認められないのでしょう。

お互いを大事に思う二人が、安心して一緒に生きていける世の中であって欲しいです。

エッセイスト 小島慶子

〈新刊紹介〉

ハラスメントとはどういうことなのか? なぜハラスメントが起きるのか? ハラスメントのない社会にするために何が必要なのか? 自分にできることは何か? ハラスメントと社会について考えるためのヒントを、小島慶子さんが桐野夏生さん、荻上チキさんら11人の識者に対談形式で聞いた新刊『さよなら! ハラスメント――自分と社会を変える11の知恵』が晶文社より2019年2月に発売されました。

3/31イベント 「誰もがHappyになれる『家族のかたち』を考えよう」

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