3/10、愛媛県議会環境保健福祉委員会において「望まぬ改姓、通称使用などによる不利益・不都合を強いられている」として「新日本婦人の会」県本部の来島頼子会長より選択的夫婦別姓の導入など民法改正を求める意見書の採択が求められた際、自民党・森高康行県議(62)が
「パートナーとの事実婚が起因した虐待や殺人などがニュースで目につくことが多いと感じる」
「本来の家族という価値観が日本社会で崩壊しつつあるのではないか。安易な選択的夫婦別姓は犯罪が増えていくことにもなりはしないかと心配する立場だ。(制度の導入は)より慎重になるべき」
との主張をしたと報道がありました。これを受けて私たち「選択的夫婦別姓・全国陳情アクション」は毎日新聞の取材に応え
「請願は私たちが提出したものではないが、委員の発言はまったく根拠のない偏見。親が改姓しなければまるで子が犯罪に走るかのような差別発言で、撤回を求めたい」(事務局長・井田)
と発言の撤回を求めました(以下記事参照)。
また、陳情アクション内の事実婚メンバー達も毎日新聞の取材に応じました。
さらには愛媛県出身のサイボウズ社長青野 慶久、松山市の富永ペインクリニック院長で医療法人TMC(Tominaga Medical Communication)理事長・富永喜代氏とともに、連名で抗議文を提出。
しかし請願は不採択。
事務局長の井田はこうなると燃えるタイプです。2020/3/19時点で、全国陳情アクションとして愛媛県議会自民党に対し「選択的夫婦別姓勉強会」の開催を既に打診中。森高議員の発言も”選択的夫婦別姓”への不勉強であったり、当事者の声を直接聞いていない事が要因と陳情アクションでは考えております。それであれば私たちがその誤解と偏見を取り除きに直接会いに行けばいい。
愛媛での「選択的夫婦別姓勉強会」開催が決定した際には、クラウドファンディングでご支援いただいた資金を使って伺わせていただきます(皆様、ご支援本当にありがとうございます)。
投稿:担当Y